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| ★RAYMY's ＳＴＡＦＦ ＲＯＯＭ
このコーナーではサーファー世代の方が楽しめるディスコ関連回顧系映画の紹介を 拾い上げてみました♪ 大半の方は既に鑑賞されてご存知の作品と思われます 万が一まだご覧になっていないようでしたら 是非ともご鑑賞くださいませ 08/01/2010 回顧を楽しめる映画2DVD&CD発売記念 修正加筆 |
| ★回顧を楽しめる映画 1 この時代、青春を過ごされた男性で「ディスコで働いた経験がある」という方は 結構いらっしゃるのではないかなぁと思います こんな貴方様には涙モノの映画がコレです アメリカで１９９８年公開された「５４」というムービーです (* ^∀’)bビデオもDVDも出てます レンタもあります タイトルでピン！ときた方はホンモノですね そうです１９７０年後期に最盛期を迎えたN.Y.DISCOの象徴「STUDIO５４」を 舞台にした作品であります 時代設定は１９７９年 ストーリーは「５４」の繁栄からその終焉までをベースに 田舎出の若者が天性の美形ルックスを活かして 一般人では超難関な「５４」での入店許可をきっかけに 平のウエイターから人気バーテンダーまで上りつめ ドラッグや誘惑に溺れながら夢と現実を思い知らされる 儚い青春ストーリーなのです しかし！！見所は美形の主人公でも派手なダンスシーンでもなく バックで流れる選曲を始め 登場人物のファッション、客層の設定、お店のインテリアなどです 実に時代相応に再現されているのでホント驚かされました！ 特にウエイターの業務内容や店内満員状態での働きぶりが 経験された方には痛いほど良くわかる表現が映像からうかがえると思います 正月営業でハッピにしめこみ一丁で働かされた友人思い出してしまいました（笑） 当時知りえなかった入店チェックの雰囲気+｡(o･ω-人)･.｡* イレテチョーダーイ お客は当時最強と言われた有名著名人、実力者の顔ぶれ しかしどんな大物有名人であっても５４の我儘オーナーの気に召さなければ 門前払いする事だってあるワンマン振り 当時実際某大物歌手が門前払いされたの新聞で話題になってましたっけ 選曲はスゴイの一言です 私は実際「STUDIO５４」は行った事はありませんが（*ー"ー）ノ入れるワケ無いだろー！ 当時のディスコの選曲状態と重なってしまいグッとキテしまいました ここまで70年代後期を再現されていたら文句つけようがありません この映画もこの時代に生き「STUDIO５４」を心から愛した方達によって 作られたモノだと痛感させられました 因みに日本でもステータス意識や優越感を求めて選客システムなど 「５４」の真似ッコしてたようなところありましたが 古来パーティー文化に馴染みが薄く 遊ぶという感性が乏しい日本人に同じ事を求めるのは無理に思えました あれはNYであのオーナーがあの時代にやったからこそ成功したのだと思います この映画サントラCDが２枚出ているんです！(2枚組ではありません別売りです） 選曲リストを紹介しますので廃盤前に購入参考にしていただければよろしいかと思います 70年代後期にディスコ・フリークだった方にはたまらない内容です 蛇足になりますが同時期にもう一本「THE LAST DAY OF DISCO」という映画出されていますが 時代考証が適当の上ステータス族のお戯れストーリーといった嫌味臭が鼻につく内容なので 除外している次第であります |
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DISC 1 1. Studio 54 / Fifty Four All-Stars 2. Keep on Dancin' / Gary's Gang 3. Boss / Diana Ross 4. Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah) / Chic 5. Vertigo/Relight My Fire/ Dan Hartman 6. You Make Me Feel (Mighty Real) / Sylvester 7. Move on Up / Destination 8. Love Machine, Pt. 1 / The Miracles 9. Contact/ Edwin Starr 10. Knock on Wood / Mary Griffin 11. Let's Start the Dance/H. Bohannon 12. I Got My Mind Made Up /Instant Funk 13. Young Hearts Run Free/Candi Staton 14. Native New Yorker/ Odyssey 15. Que Sera Mi Vida/ The Gibson Brothers 16. Wishing on a Star/Rose Royce DISC 2 1. If You Could Read My Mind Stars on 54 / Nate 2. Haven't Stopped Dancing Yet / Gonzales 3. Heaven Must Have Sent You / Bonnie Pointer 4. Loving Is Really My Game / Brainstorm 5. Disco Nights (Rock Freak) / GQ 6. Found a Cure / Ashford & Simpson 7. Don't Leave Me This Way / Thelma Houston 8. Come to Me / France Joli 9. Take Your Time (Do It Right) / S.O.S. Band 10. Please Don't Let Me Be Misunderstood/ Santa Esmeralda 11. Spank / Jimmy Bo Horne 12. Galaxyy/ War 13. I Need a Man/ Grace Jones 14. Heart of Glass / Blondie 15. Cherchez la Femme-Se Si Bon / Dr. Buzzard's Original Savannah Band 16. Fly, Robin, Fly/ Silver Convention 解ってる方が選曲するとこのようになるんですね 9曲目の「SOS BAND」だけ時代がズレていますが 理由があります！ 本編を観て発見してください 泣けてきますよ 参考までに １曲目は当時ではあり得ないサンプリングやループなどが使用された NON-STOP MIX仕様になっています |
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| ★回顧を楽しめる映画 2 ステータス族LATE 70世代の天下と残像 「ビッグウェンズデイ」や「カリフォルニアドリーミング」など当時憧れであった サーフィンを取り上げた青春映画や記録映画は色々ありました 日本ではクリスタル族の語源となった「なんとなくクリスタル」という小説が映画化され 当時話題になった憶えがあります しかしこの作品もステータス志向やリッチなブランド臭が漂って トレンド先取りで悦に入る人達の為のお話のようです 末端でトレンドのおこぼれをいただいているような 私など平民はお呼でないのだと印象付けられました そのような訳で正確にこの時代の庶民的サーファー系ファッションや文化を 表現した映画は見当たりません あれだけの文化がスルーされたのは非常に惜しい あの当時もサーファー系の憧れであった「杏里」さんや 本場のLA GIRL「八神純子」さん お嬢様で現役女子大生DJとして話題になった「川島なお美」さん ＪＪの現役モデルでいらした「賀来千賀子」さん「黒田 知永子」さんなど 有名人を輩出しています しかしイロモノ・キワモノなどの強烈インパクトでもないとマスコミや制作は 全く興味の対象外で一部のステータス族達の戯れのみが クローズアップされてしまっているようです そんな中であの時代をある意味で取り上げた映画があります もうご存知の方が多いと思いますが ホイチョイプロダクションズ原作・フジテレビ制作の「波の数だけ抱きしめて」という 青春映画であります（サーフィン映画ではありません） ナントこの作品９１年に制作したんですね ストーリーの時代設定は１９８２年！
そのファッションからヘアスタイル＆メーク・アクセサリーまでほぼ再現されています 主演されている「中山美穂」さん「松下由樹」さんは昔ののサーフギャルに 見えてしまうから驚きです でも実際は８２年というより７９年のメークに近いです 湘南のミニFM局が受信エリアを広げるまでを描いた青春物語なのですが この映画のファッションベースとされている サーファー文化や西海岸ファッション、AOR、ブラコンなどは 実際の８２年ではかなり下火になっていました 正直７９年～８０年最盛文化を無理やり８２年に引っ張ってきたかんじです いかにもLATE７０時代のオッサン達が引きずってしまったという感は否めません 女性陣と男性陣ファッションを時代比較してみると髪型や服装も何か変！ サーフィン映画でないにしろもう少し時代背景を検証する必要ありですね 制作がオンタイムから１０年以上経っているとはいえ この時代を真剣に遊び抜いた者にとっては非常にもどかしくリアリティのない 設定に感じることでしょう 売りのBGMもLATE70や以前の王道AORでたたみ込むより 実際の82年の最先端曲ってどーだったのよ？と言いたい AORで押したいのなら１９８０年までが華 私なら７９年か８０年に設定する この作品もDVD化されサントラCDもリニューアルされたようです ついでにFM局のイメージCDリリースされていますが これがアラ５０のLATE70世代を狙い撃ちした内容です 無造作にLATE70選曲にすがっている部分が露骨過ぎ 曲目も以前からある名選データーベースそのままの内容 ステータス族の遊び方や感性などは知るところではありませんが 音職人の息吹は感じ取る事はできませんでした さて８２年を舞台にしたこの映画 懐かしい小細工や演出、効果だけで悦に入るのも良し 年代設定や自身の思い出から矛盾を指摘するも良し この映画の評価の仕方で自身のサーファー時代をどう過ごしていたのか 可視化されてしまう事実は確かであります |
| ★インフォメーション サーファー世代限定としたモノで 他に当時を懐かしめる映画等ご存知でしたら 是非とも情報をお寄せくださいませ |
