80's SURFER DISCO 70年代後期~80年代初期に栄えたサーファー系ディスコ回顧録。当時の音楽やファッションを徹底検証!

JAPANESE


サウンドトラック

音楽ジャンルではありませんがこの時代のサントラはディスコヒットも多く

当時踊り捲くった方も多いと思います♪

「サタデーナイトフィーバー(S.N.F.)」や

「サンク・ゴッド・イッツ・フライデー(T.G.I.F.)」のように

ディスコをベースとした映画や歌と踊りのミュ-ジカル映画の活躍もありまして

ダンスミュ-ジック系のサントラが非常に多くリリースされていました

バラード系の名曲も沢山あった事を忘れてはいけませんね

この頃のサントラは映画の力に頼る事なく曲そのものにパワーがありました

現代の様に「CMイメージ」「ドラマ主題曲」「サントラ」等

何か付加価値を付けないと評価できない貧弱で依存的な時代とは違います

売るほうも買うほうも曲そのもので評価できた良い時代でした

旬のサントラがフロアでひとだび鳴り響くとその歓声と狂喜の盛り上がりは

スタジアムに負けないくらいの地響きが起こっていました

それではサーファー当時人気のディスコ関連サントラと挿入ソングをご覧ください


注:「フットルース」「トップガン」「ゴ-ストバスターズ」といったサントラはサーファー時代以降の作品です


サウンドトラック
CRUSING URBAN COWBOY ARTHUR FAME M.ALI THE
GREATEST
FLASH GORDON XANADU MAIN EVENT MERY X'MAS
MR.LAWRENCE
CONVOY
 
THE ROSE ENDLESS LOVE PROOF OF
THE MAN
里見八犬伝 なんとなくクリスタル
 
TOOTSIE BLUES
BROTHERS
FOXY LADY NOCTURNA S.L..CLUB BAND
 
CALIFORNIA
DREAMING
THE WIZ S.N.F. A TALES OF
AFRICA
※A LITTLE
ROMANCE
 
T.G.I.F. CAR WASH ROCKY 3 LOVE AT
FIRST BITE
AN OFFCER~
 

※映画「A LITTELE ROMANCE」のイメージソングとしてヒットした「サンセット・キッス」は
公式のサントラではなく日本独自のイメソンとして使われたものです
こういった手法は人気海外ドラマを含めて現在でも多用されているようです



★邦楽編

ちょうどサーファー時代と重なってニューミュジックという音楽が

最盛期をむかえて多くのミュージシャン達の名曲が誕生しました

AORを意識し海とサーフィンとドライブとシティナイトをテーマに歌った曲は

サーファー達の高い支持を得ていました

中でも「JJ & FINE」系のファッションでキメタ「杏里」「八神純子」は

共感と仲間意識を強く持たせてくれました

ROCK, TECHINO, NEW WAVEといった方向性がはっきりしたミュージシャンも多く

洋楽と並行して人気があった大変良い時代でもありました

当時は大方のディスコでの日本語歌詞の邦楽オンエアはは御法度でしたが

洒落としてお店とDJによってはニューミュジック中心に

アダルト風味の効いた邦楽をオンエアする演出もしていました

当時の「サザンオールスターズ」を代表に

本格派のサーファー達にも支持されていた作品もあり

素通りできない状況にもあったのです

ここで注意していただきたいのが先に述べたように

サーファーディスコのガイドラインがありまして

邦楽(日本語歌詞)でもなんでもOKというものではありません

お店の方針よっては頑なに邦楽禁止のディスコもありましたし

サーファーエッセンスのないアイドル曲や普通の歌謡曲にまで

発展させないように一定の歯止めはかかっていたようです

最近ではJ-AORやJ-DISCOなどと謳われ

当時を知らない人達の間で格付けされ高値で取引されているモノもあります

それではサーファー世代が馴れ親しんだ邦楽を思い出してください

ディスコで流れた曲もきっとあるはずです

JAPANIESE (※は英歌詞)
※PINK LADY MASANORI SERA
& TWIST
※MARIYA
TAKEUCHI
YOUKO
KATORI
※GODIEGO
 
JUDY
ONGG
MIZUE
TAKADA
MIKI
MATUBARA
MACHIKO
WATANABE
ANN LEWIS
YUKI
OKAZAKI
YUMI
TAKIGAWA
AKIHIKO
TAKASHIMA
YUKO ASANO MAYO
SHONO
JUICEY FRUTS SHEENA &
THE ROCKKETS
MASAHIRO
KUWANA
SAKI
KUBOTA
MONTA &
BROTHERS
MINAKO
YOSHIDA
HARUKO
KUWANA
NORIKO
MIYAMOTO(MIMI)
JUNKO
OHHASHI
CIRCUS
EICHI
OTAKI
ANRI TATUROU
YAMASHITA
RIE
NAKAHARA
※SHOGUN
YUMI
MATUTOHYA
YOSHITAKA
MINAMI
JUNKO
YAGAMI
※MIKO GEORGE
YANAGI


☆人気ディスコ曲の邦楽カバー

当時色々と出されていました

中にはオリジナル超えた知名度になってしまい

ディスコに行かない人達にまで影響を及ぼしたスーパーヒットもありました

因みにディスコでのオンエアは制約や時代背景もあり

オリジナルに引っ掛けてのシャレ程度がいいところでした

今では非ディスコな方達のコレクションアイテム化しています



HIT DISCO JAPANIESE COVER
HATUMI
SHIBATA
HIDEKI
SAIJYOU
YOUKO
ASOU
PINK LADY MAKO ISHINO
 



☆当時の人気アニメ

現在のようにコスプレイヤー達のパーティーがあったわけではありませんが

許される範囲のシャレとしてアニソンなんかも稀に流していました

映画公開時のアニソンバラード物はSLOWの時間に

オンエアされていたりしていました

当時を思う意味も込めまして人気アニソンとサントラをご紹介します

新とか2など続き物が多かったのもこの時代の特徴ですね

SPACE COBRA あしたのジョー2 ルパンⅢ世 ヤマトより
愛をこめて
GUNDOM Ⅲ
ウルトラマン80 DR.スランプ タイガーマスクⅡ世 新巨人の星2 CATSEYE
うる星やつら かぼちゃワイン ストップひばりくん 伊賀野カバ丸 ベルサイユのバラ
銀河鉄道999 スカイライダー サイボーグ009 地球へ・・・ 新・エースをねらえ!


◆あとがき

いかがだったでしょうか?

この振り分けが絶対的なモノであるということを主張しているわけではありませんので

参考程度にとどめてくださいませ

現代に至っては洋楽自体が人気がなくなってしまい

ヲタクな人がのめり込む音楽のように思われがちです


それもそのはず!

私達世代にあった誰でも知っている洋楽ヒットというものがなく

その筋のジャンルを多少なりともかじっていないと解らないのです

あまり洋楽の入り口で敷居やバリアみたなものを作ってしまうと


一般人(特に女性)からますます洋楽離れは進んで行くことでしょう

今の洋楽ジャンルは昔と比較にならないほど細分化されてしまい

有識者同士が通じ合えればいいヲタな世界に入ってしまっているようで

何か近寄りがたい雰囲気すら漂っています

「誰もが知っている洋楽」という時代と

「解りやすかったジャンル」を思い出していただきたく


敢えて当時の営業スタイルの中でジャンルというものを

再考察させていただきました

洋楽は私達の青春と共にあった事忘れてほしくありません



★皆さんのからお便りもお待ちしております★

気になる音楽や知りたい事がありましたらどうぞ「GUESTOOK」からお便りください


ページ上部へ


▲