80's SURFER DISCO 70年代後期~80年代初期に栄えたサーファー系ディスコ回顧録。当時の音楽やファッションを徹底検証!

ROCK

★ROCK, NEW WAVE, POPS/VOCALIST


2010/sep. 01hawaiian更新


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WEST COAST   AOR  HAWAIIAN  DOR  NEW WAVE   POPS/VOCALIST

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ロック系

このジャンルは聴き手によって様々な捉え方が可能ですが

飽くまでもサーファーディスコ時代のアイテムとして

ご閲覧くださいませ

サーファー時代ではアメリカン・ロックが現代に比べまだ元気でした

その勢いはディスコにまで影響し数々のヒット曲が誕生しました

UKのロックも負けず劣らずの力を見せ付け

斬新なスタイルで楽しませてくれました

「踊れるロック」を総称的にDORと呼んでいた時代でもあります

ディスコ用にアレンジされたような12”はまだ少なく

MIX用ブレイク(カラビート)などは皆無に等しく

オンエアにはそれなりの技術が必要とされていました

しかしこのようなロックを避けてオンエア出来ないようでは

サーファーディスコのDJとしては失格なのです

DORはアメリカンロック、ブリティシュロックその他DORをまとめました

ロックスタイルの濃いNEW WAVEも一部取り込んでいます

コアなハードロックやヘビメタはディスコでは一般受けし難く

この時代のサーファーディスコでは殆どオンエアされていません

※ここでの選曲はディスコでオンエアされたアイテムです
AOR愛聴家氏が取り上げるような専門的リスニングアイテムではありません
洋楽ヒットチャートやベストヒット等とも選考基準が違います


■WESTCOAST ROCK

サーファーディスコの御神体とも言えるジャンルがコレです

アメリカ西海岸出身及び活動拠点としている方々です

あの当時シティサーファー達の西海岸への憧れはスゴイものでして

羨望の思いと時代背景が人気を呼んでいたのだと思われます

骨太ロックの愛好家達からは軟弱っぽい作りが嫌われ

ロックの仲間ハズレ的扱いを受けていたのも当時のお話です

ディスコでは特定のヒット曲以外はあまりダンス受けしませんでしたが

雰囲気を変える効力がありこれを活かさない手はありませんでした

中でも本格派のサーフギャル達に人気があり

私なんかより詳しい子が結構いたもんです

「WESTCOAST」をちゃんとオンエアするかどうかでお店を選ぶギャルもいて

サーフギャルの来店率を大きく左右していたのも事実です

この手の音楽を流すのはディスコよりもトロピックレストランや

西海岸風のパブのほうが積極的でDJも情報収集に行くくらいでした



WESTCOAST
KENNY LOGGINS EAGLES TOTO JACKSON
BROWNE
DOOBIE
BROTHERS
 
MICHAEL
MCDONALD
AMY HOLLAND TOM
JOHNSTON
PATRICK
SIMMONS
MAXUS
 
STEVE MILLER
BAND
NICOLETTE
LARSON
ALESSI ROBBIE
DUPREE
PABLO CRUSE
 
JIMMY MESSINA  LARRY LEE GLENN FREY DAN,ENGLAND
AND JOHN
LAUREN WOOD
 


■AOR

ハードロックと対極に位置するサウンドです

’78年後期くらいからこの用語が日本でも広まってきました

80年代に入るとステータス系の人達の間で好まれ

厭味なブランド臭が漂いちょっと鼻につく時代でもありました

モチロン曲を出しているミュージシャン達には何の関係もない事です

そのような時代背景から当時敬遠されて聴き逃してしまった方も

多い事と思います

特別意識されなくても当時をエンジョイされていた方ならば

あらゆる場所で何気に耳にされていたはずです

海に一緒に持っていくBGMとしてベストマッチな楽曲が多く

サーファー時代を象徴する作品が目白押しです

ポップス、カントリーやフュージョンといった

ROCK以外のミュージシャンからも取り込んでいるジャンルですが

最近のAORブームでは聴き心地良ければ

何でもアリ的な様相になってしまっています

元々そんなに多くのないジャンルの楽曲を

繰り返し出されるコンピCDに無理やり詰め込まなければ

対応できない苦しさを感じてしまいます

誰も知らない、見向きもされないような曲が

「ツルの一声」でお宝化したり神評価されてしまうご時世

当コーナーでは当時にこだわってラインナップさせていただきました

モチロン、サーファーディスコ使用アイテム・オンリーです


AOR
AIRPLAY JOHN HALL AMBROSIA BOZ SCAGGS PAGES
  
FREETWOODMAC KARLA
BONOFF
WIILIE
NELSON
GALLAGHER
& LYLE
DAN
FOGELBERG
 
BOBBY
CALDWELL
STEELY DAN MICHAEL
FRANKS
ALIBI LITTLE RIVER
BAND
 
10CC JONI
MITCHELL
JOHN
O'BANION
JIM
PHOTOGLO
CHICAGO
 
JIGSAW LEO SAYER JOE CHEMAY
BAND
ADREAN
GURVITZ
DAN HILL
 



HAWAIIAN MUSIC

サーファーにとっては必需であったハワイアン

昭和のビアガーデンで流れていたようなアレではありません

トラディショナルなハワイアンも最高なのですが

ここではAOR JAZZ BRAZIL LATIN FUNKなどクロスオーバーされた

コンテンポラリーハワイアンです

メジャーになったKALAPANAやハワイ出身のフュージョングループSEAWIND以外は

ちょっと踏み込まないとなかなか情報は得られませんでしたが

当時からハワイに入り浸っていたサーファー連中が地元の流行曲に詳しく

帰国のたびに情報を提供してくれました

特にコアなサーファー連中が集うディスコではリクエストもあり

CECILIO & KAPONOは定番どころとされていました

本来はサーフィンやハワイに心酔した方々の志向音楽でありましたが

今現在では次々出されるカイド本に感化されたり洗脳されてしまったような

レア盤ハンターに高価盤チェイサー、AORコレクター

果てはRARE GROOVEジャンキーといった人達のターゲットにされ

特にCLUB世代の趣向アイテムとなっています

しかし再評価される作品が当時からプレスの少ない非流通盤など

希少性や入手難といった付加価値部分に偏った趣きも手伝ってか

当時の事情とは全く異なっています

今でこそCD化されそのような超入手難盤の音を聴く事は叶いますが

どんな魅力的な作品であろうが当時ないものはないというのが当サイトのスタンス

個人的趣味趣向や都合で事実を偽る事は出来ません

以下の作品は当時からファッション誌などでも取り上げられていたオンタイムものです

もちろん通常購入も出来サーファー通なお店ではオンエアもされてました

ディスコではSLOWTIMEで発揮するバラードが主ですがダンスナンバーもあります

当時主義の方はくれぐれもCLUB御用達なガイド本論に流されないように


KALAPANA CECILIO &
KAPONO
BEAMER BROS. COUNTRY
COMFORT
OLOMANA
 
MALANI BILYEU BILLY KAUI LEMURIA. SUMMER MACKEY
FEARY BAND
 


ADULT CONTEMPORARY

音楽ジャンルを問わないアダルト世代のリスナーにターゲットを絞った正に大人の為の音楽!

ビルボード誌のチャートから火が着いたのでしょうか?

モチロン歌モノだけでなくインストナンバーも沢山あります

非常に抽象的なジャンル付けなので様々な見方があります

当時では「WINE LIGHT/GROVER WASHINGTON Jr.」や「MIDDLE MAN/BOZ SCAZZS」が

代表的な作品として雑誌等に取り上げられていました

※大半が重複しますのでギャラリーはありません


■DOR

ジャンルではありません

当時のディスコ用語として使われていたものです

要するにダンスの可能なROCKの事でNEW WAVEも含まれます

後はDJの機転やセンス次第でオンエアの幅が広がっていました

しかし歌詞内容によって外国人客が多いお店では

アップナンバーにもかかわらずチーク・ダンスを踊ってしまったり

ちょっとお下品な歌詞の曲をオンエアしてまうと

主に女性客から罵声を浴びたりでちょっと大変だったようです

サーファー時代ならではのスピード感満点なハードロックもあり

波乗り魂を揺さぶられた方も多かったと思います

DOR
ROLLING
STONES
RAINBOW JOURNEY BALANCE GARLAND
JEFFREYS
 
GENESIS VAN HALEN PRETENDERS SANTANA BEACH BOYS
 
J.GEILS BAND JEFFERSON
STARSHIP
FOREIGNER GARY US.
BONDS
BRYAN ADAMS
 
FRANKE &
KNOCKOUTS
HUEY LEWIS & NEWS NIGHT ROD STEWART BILLY JOEL
 


UK ROCK, NEW WAVE(TECHNO, PUNK. ROCKABILLY)

当時NEW WAVEと言われたユーロ産ミュージック

今でこそ細かく色々なジャンルに区分けされ

同系の音を求めやすく工夫されていますが

当時はNEW WAVEとして大きく括られていました

UKロック、テクノやスカ、ロカビリー、パンクロック、グラムといったジャンルがあり

当時の専門箱「新宿ツバキハウス」「六本木チャクラマンダラ」の中では

かなりマニアックな選曲が行われていたようです

時の「SPECIALS」「MADNESS」などが先頭となって

79年にはツートンファッションが流行しました

テクノではYMOの躍進によって俄然注目を浴びる事になりました

「CRASH」「GEN.X」といったパンクロックもヒットして

ファッションもかなり影響されている方もいました

そのような中で我らサーファースタンスでは

NEW WAVEやテクノな方々とは一線を引き

遊びからファッション、聴く音楽、ディスコまで

相交えることはありませんでした

79年頃のサーファー系の雑誌では

よくUKやNEW WAVE音楽が取り上げられていましたが

現場での若者の実態を把握していなかった証拠で

80年に入った頃にやっとブラコンやファンク、NYサウンドを

紹介するように変わってきました

実際のサーファーディスコでは

辛うじて「POP MUZIK/M」に代表されるFUNK色のある音と

「VIDEO KILLED~/BUGGLES」等のPOP系などが踊られていたくらいです

それも82年に入ってからガラッと様相が変わりました

URBAN FUNKな「LOOK OF LOVE/ABC」

「GENIUS OF LOVE/TOMTOM CLUB」はヘビロテ人気

エレクトリック・ポップと称されるモノもNEW WAVEの顔となり

同年には「ファンカ・ラティーナ」や「ニューロマンティック」という

志向のムーブメントも活発になり

サーファーディスコの主力にまで上り詰めて行ったのです

時代の流れと趣向の変化もあり

ROCK系はモチロンの事

79年には拒絶されていた

サルサ、レゲエ、スカ、ジャングル・ビートなどの

エッセンスを取り入れたNEW WAVEが

80’Sサーファー世代達には受け入れられて

HI-NRG.と共に連夜ダンスフロアを盛り上げいました

時代の流れと世代交代の波なのでしょうね

LATE70からの古参サーファーや黒曲命の方々には

受け入れ難い光景だったに違いありません

因みに原宿「ピテカン」は後世代の文化です



サーファー時代と並行してこの文化が存在したという程度で認識ください
これ以上の情報や共通話題は専門サイト等で願います

NEW WAVE
MADNESS SPECIALS SELECTOR DANCE CRAZE
/OST
ENGLISH BEAT
 
FLESHTONES ROMAN
HOLIDAY
STRAY CATS GENERATION X CRASH
 
TALK TALK CHINA CRISIS AHTEM LIQUID LIQUID ESG
 
RIP RIG PANIC FUN BOY
THREE
LAURIE
ANDERSON
VISAGE BOW WOW
WOW
 
GARY NUMAN THOMAS
DOLBY
TACO ROMEO VOID MOTELS
 
SPANDAU
BALLET
SOFT CELL DEPECHE
MODE
ECHO &
BUNNYMEN
AZEC CAMERA
 

TALKING HEADS BLONDIE JAPAN ROXY MUSIC ROBERT
PALMER
 
YELLOW MAGIC
ORCH.
KRAFTWERK DEVO B-52's OINGO BOINGO
 
アメリカ産の「BLONDIE]以外殆どがヨーロッパのミュージシャンです
ディスコヒットチャートの範疇でパンク系も一部オンエアしました




ポップス/ヴォーカリスト

飽くまでもディスコ視点からの見解なります

SSW(シンガーソングライター)や軽音楽といったものが

当時はこう呼ばれていました(ROCK色があるものはAOR)

歌の上手さと曲の素晴らしさで時代を彩った方達です

中にはヘタウマ、感覚派といった人気シンガーもいます

コンポーザーで有名な「BURT
BACHARACH 」が

多くの名曲を輩出しています

実力派シンガーから個性派まで一般受けするヒット曲が多く

ディスコに行かないような方達にも知名度は高いです

特別にディスコを意識して制作されたものは少なく

その場の雰囲気でDJが自主的にオンエアしていた作品もあります

当時のディスコスタンスとしましてはFOLK、COUNTRY系のシンガーは

SLOW TIME使いの好バラードが多くありポップスとして扱っていました

洋画のサントラやJAZZ色の濃い名バラードも沢山ありました

ROCK同様選曲スキルが要求されるので未熟者DJでは扱えませんでした

ポップスの大きな魅力の要因として

これら洋楽ポップスが醸し出す当時の流行音作りと時代背景を紡ぐ

不思議なパワーは今聴いても新鮮に活き続けています

言い換えればあの時代の自分と向き合う事が出来ると言うことです

当時の思い出が最大限に活かされるミュージシャン達だと思います

正直50’s~70’sの間にポップスの名曲は出し尽くされているように思います

80’s以降は曲が書けない作れない厳しい時代と思います

現代に至っては大昔の誰も知らないような盤を掘り起こして

悦に入るのが好事家達の間で流行っているようです


POPS
BURT
BACARACH
CARLY SIMON OLIVIA
NEWTON-JOHN
CAROL
BAYER
SAGER
DICK
ST.NICKLAUS
 
RICHARD
SANDERSON
DEBBI BOON CARPENTERS NEIL DIAMOND SYLVIE
VARTAN
 
SHEENA
EASTON
ANDY GIBB BARRY
MANILOW
MADLEEN
KANE
RITA
COOLIDGE
 
DIONNE
WARWICK
CAROL KING MILISSA
MANCHESTER
CHARLENE CAPTAIN &
TENNILLE
 
JANIS IAN JOHNNY
MATHIS
PETER ALLEN NOLANS ABBA
 
SHERLEY
BASSEY
BARBRA
STREISAND
JURIO
IGLESIAS
CRYSTAL
GAYLE
TERI DESARIO
 



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