★ROCK, NEW WAVE, POPS/VOCALIST 2010/sep. 01hawaiian更新 クリックしますと該当コーナーへ移動します♪ WEST COAST AOR HAWAIIAN DOR NEW WAVE POPS/VOCALIST セレクトページへ戻る |
■ロック系 このジャンルは聴き手によって様々な捉え方が可能ですが 飽くまでもサーファーディスコ時代のアイテムとして ご閲覧くださいませ サーファー時代ではアメリカン・ロックが現代に比べまだ元気でした その勢いはディスコにまで影響し数々のヒット曲が誕生しました UKのロックも負けず劣らずの力を見せ付け 斬新なスタイルで楽しませてくれました 「踊れるロック」を総称的にDORと呼んでいた時代でもあります ディスコ用にアレンジされたような12”はまだ少なく MIX用ブレイク(カラビート)などは皆無に等しく オンエアにはそれなりの技術が必要とされていました しかしこのようなロックを避けてオンエア出来ないようでは サーファーディスコのDJとしては失格なのです DORはアメリカンロック、ブリティシュロックその他DORをまとめました ロックスタイルの濃いNEW WAVEも一部取り込んでいます コアなハードロックやヘビメタはディスコでは一般受けし難く この時代のサーファーディスコでは殆どオンエアされていません ※ここでの選曲はディスコでオンエアされたアイテムです AOR愛聴家氏が取り上げるような専門的リスニングアイテムではありません 洋楽ヒットチャートやベストヒット等とも選考基準が違います |
■WESTCOAST ROCK サーファーディスコの御神体とも言えるジャンルがコレです アメリカ西海岸出身及び活動拠点としている方々です あの当時シティサーファー達の西海岸への憧れはスゴイものでして 羨望の思いと時代背景が人気を呼んでいたのだと思われます 骨太ロックの愛好家達からは軟弱っぽい作りが嫌われ ロックの仲間ハズレ的扱いを受けていたのも当時のお話です ディスコでは特定のヒット曲以外はあまりダンス受けしませんでしたが 雰囲気を変える効力がありこれを活かさない手はありませんでした 中でも本格派のサーフギャル達に人気があり 私なんかより詳しい子が結構いたもんです 「WESTCOAST」をちゃんとオンエアするかどうかでお店を選ぶギャルもいて サーフギャルの来店率を大きく左右していたのも事実です この手の音楽を流すのはディスコよりもトロピックレストランや 西海岸風のパブのほうが積極的でDJも情報収集に行くくらいでした
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■AOR ハードロックと対極に位置するサウンドです ’78年後期くらいからこの用語が日本でも広まってきました 80年代に入るとステータス系の人達の間で好まれ 厭味なブランド臭が漂いちょっと鼻につく時代でもありました モチロン曲を出しているミュージシャン達には何の関係もない事です そのような時代背景から当時敬遠されて聴き逃してしまった方も 多い事と思います 特別意識されなくても当時をエンジョイされていた方ならば あらゆる場所で何気に耳にされていたはずです 海に一緒に持っていくBGMとしてベストマッチな楽曲が多く サーファー時代を象徴する作品が目白押しです ポップス、カントリーやフュージョンといった ROCK以外のミュージシャンからも取り込んでいるジャンルですが 最近のAORブームでは聴き心地良ければ 何でもアリ的な様相になってしまっています 元々そんなに多くのないジャンルの楽曲を 繰り返し出されるコンピCDに無理やり詰め込まなければ 対応できない苦しさを感じてしまいます 誰も知らない、見向きもされないような曲が 「ツルの一声」でお宝化したり神評価されてしまうご時世 当コーナーでは当時にこだわってラインナップさせていただきました モチロン、サーファーディスコ使用アイテム・オンリーです
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■HAWAIIAN MUSIC サーファーにとっては必需であったハワイアン 昭和のビアガーデンで流れていたようなアレではありません トラディショナルなハワイアンも最高なのですが ここではAOR JAZZ BRAZIL LATIN FUNKなどクロスオーバーされた コンテンポラリーハワイアンです メジャーになったKALAPANAやハワイ出身のフュージョングループSEAWIND以外は ちょっと踏み込まないとなかなか情報は得られませんでしたが 当時からハワイに入り浸っていたサーファー連中が地元の流行曲に詳しく 帰国のたびに情報を提供してくれました 特にコアなサーファー連中が集うディスコではリクエストもあり CECILIO & KAPONOは定番どころとされていました 本来はサーフィンやハワイに心酔した方々の志向音楽でありましたが 今現在では次々出されるカイド本に感化されたり洗脳されてしまったような レア盤ハンターに高価盤チェイサー、AORコレクター 果てはRARE GROOVEジャンキーといった人達のターゲットにされ 特にCLUB世代の趣向アイテムとなっています しかし再評価される作品が当時からプレスの少ない非流通盤など 希少性や入手難といった付加価値部分に偏った趣きも手伝ってか 当時の事情とは全く異なっています 今でこそCD化されそのような超入手難盤の音を聴く事は叶いますが どんな魅力的な作品であろうが当時ないものはないというのが当サイトのスタンス 個人的趣味趣向や都合で事実を偽る事は出来ません 以下の作品は当時からファッション誌などでも取り上げられていたオンタイムものです もちろん通常購入も出来サーファー通なお店ではオンエアもされてました ディスコではSLOWTIMEで発揮するバラードが主ですがダンスナンバーもあります 当時主義の方はくれぐれもCLUB御用達なガイド本論に流されないように
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■ADULT CONTEMPORARY 音楽ジャンルを問わないアダルト世代のリスナーにターゲットを絞った正に大人の為の音楽! ビルボード誌のチャートから火が着いたのでしょうか? モチロン歌モノだけでなくインストナンバーも沢山あります 非常に抽象的なジャンル付けなので様々な見方があります 当時では「WINE LIGHT/GROVER WASHINGTON Jr.」や「MIDDLE MAN/BOZ SCAZZS」が 代表的な作品として雑誌等に取り上げられていました ※大半が重複しますのでギャラリーはありません |
■DOR ジャンルではありません 当時のディスコ用語として使われていたものです 要するにダンスの可能なROCKの事でNEW WAVEも含まれます 後はDJの機転やセンス次第でオンエアの幅が広がっていました しかし歌詞内容によって外国人客が多いお店では アップナンバーにもかかわらずチーク・ダンスを踊ってしまったり ちょっとお下品な歌詞の曲をオンエアしてまうと 主に女性客から罵声を浴びたりでちょっと大変だったようです サーファー時代ならではのスピード感満点なハードロックもあり 波乗り魂を揺さぶられた方も多かったと思います
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■UK ROCK, NEW WAVE(TECHNO, PUNK. ROCKABILLY) 当時NEW WAVEと言われたユーロ産ミュージック 今でこそ細かく色々なジャンルに区分けされ 同系の音を求めやすく工夫されていますが 当時はNEW WAVEとして大きく括られていました UKロック、テクノやスカ、ロカビリー、パンクロック、グラムといったジャンルがあり 当時の専門箱「新宿ツバキハウス」「六本木チャクラマンダラ」の中では かなりマニアックな選曲が行われていたようです 時の「SPECIALS」「MADNESS」などが先頭となって 79年にはツートンファッションが流行しました テクノではYMOの躍進によって俄然注目を浴びる事になりました 「CRASH」「GEN.X」といったパンクロックもヒットして ファッションもかなり影響されている方もいました そのような中で我らサーファースタンスでは NEW WAVEやテクノな方々とは一線を引き 遊びからファッション、聴く音楽、ディスコまで 相交えることはありませんでした 79年頃のサーファー系の雑誌では よくUKやNEW WAVE音楽が取り上げられていましたが 現場での若者の実態を把握していなかった証拠で 80年に入った頃にやっとブラコンやファンク、NYサウンドを 紹介するように変わってきました 実際のサーファーディスコでは 辛うじて「POP MUZIK/M」に代表されるFUNK色のある音と 「VIDEO KILLED~/BUGGLES」等のPOP系などが踊られていたくらいです それも82年に入ってからガラッと様相が変わりました URBAN FUNKな「LOOK OF LOVE/ABC」 「GENIUS OF LOVE/TOMTOM CLUB」はヘビロテ人気 エレクトリック・ポップと称されるモノもNEW WAVEの顔となり 同年には「ファンカ・ラティーナ」や「ニューロマンティック」という 志向のムーブメントも活発になり サーファーディスコの主力にまで上り詰めて行ったのです 時代の流れと趣向の変化もあり ROCK系はモチロンの事 79年には拒絶されていた サルサ、レゲエ、スカ、ジャングル・ビートなどの エッセンスを取り入れたNEW WAVEが 80’Sサーファー世代達には受け入れられて HI-NRG.と共に連夜ダンスフロアを盛り上げいました 時代の流れと世代交代の波なのでしょうね LATE70からの古参サーファーや黒曲命の方々には 受け入れ難い光景だったに違いありません 因みに原宿「ピテカン」は後世代の文化です サーファー時代と並行してこの文化が存在したという程度で認識ください これ以上の情報や共通話題は専門サイト等で願います
ディスコヒットチャートの範疇でパンク系も一部オンエアしました |
■ポップス/ヴォーカリスト 飽くまでもディスコ視点からの見解なります SSW(シンガーソングライター)や軽音楽といったものが 当時はこう呼ばれていました(ROCK色があるものはAOR) 歌の上手さと曲の素晴らしさで時代を彩った方達です 中にはヘタウマ、感覚派といった人気シンガーもいます コンポーザーで有名な「BURT BACHARACH 」が 多くの名曲を輩出しています 実力派シンガーから個性派まで一般受けするヒット曲が多く ディスコに行かないような方達にも知名度は高いです 特別にディスコを意識して制作されたものは少なく その場の雰囲気でDJが自主的にオンエアしていた作品もあります 当時のディスコスタンスとしましてはFOLK、COUNTRY系のシンガーは SLOW TIME使いの好バラードが多くありポップスとして扱っていました 洋画のサントラやJAZZ色の濃い名バラードも沢山ありました ROCK同様選曲スキルが要求されるので未熟者DJでは扱えませんでした ポップスの大きな魅力の要因として これら洋楽ポップスが醸し出す当時の流行音作りと時代背景を紡ぐ 不思議なパワーは今聴いても新鮮に活き続けています 言い換えればあの時代の自分と向き合う事が出来ると言うことです 当時の思い出が最大限に活かされるミュージシャン達だと思います 正直50’s~70’sの間にポップスの名曲は出し尽くされているように思います 80’s以降は曲が書けない作れない厳しい時代と思います 現代に至っては大昔の誰も知らないような盤を掘り起こして 悦に入るのが好事家達の間で流行っているようです
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