80's SURFER DISCO 70年代後期~80年代初期に栄えたサーファー系ディスコ回顧録。当時の音楽やファッションを徹底検証!

FUSION


CROSSOVER,FUSION系

様々なスタイルで自由に演奏できる楽器のプロフェッショナルがこのジャンルです

本来はジャンルの垣根を取り払った部分が特長なのですが

JAZZミュージシャンからの流れが圧倒的に多いです

FUNKY JAZZやJAZZ FUNKといったJAZZからの亜流からCROSSOVERが生まれ

よりコンテポラリーに進化させたのが「FUSION」というジャンルです

ミュージシャンによってはロック、ファンク、ジャズ、ラテンなどどれかに基本をおいていて

様々なスタイルが楽しめるのも特長です

プロデューサーとしても有名な

「QUINCY JONES」は「MICHAEL JACKSON」「RUFUS & CHAKA」「BROTHERS JOHNSONなど

「NARADA MICHAEL WALDEN」は「STACY LATTISAW」「SISTER SLEDGE」など

「GEORGE DUKE」は「BLACKBYRDS」「A TASTE OF HONEY」など

DAVE GRUSIN」は「TOM BROWNE」「BARNARD WRIGHT」など

サーファー時代真っ只中に旬の音を作り上げてフロアを賑わせてくれました

「NORMAN CONNORS」「ROY AYERS」といった方々も

元はJAZZ畑出身のミュージシャンでプロデューサー業でも活躍されてました

人気の「PATRICE RUSHEN」「BOB JAMES」もJAZZ系キーボーディストです

「PATTI AUSTIN」「CHAKA KHAN」といった有名シンガーも

FUSION系ミュージシャンでバックを固めた歌い手さんです

人気ギタリスト「GEORGE BENSON」のように自分で歌もイケる方は非常にマレです


サーファー時代では「ADULT CONTEMPORARY」と言われた志向が

大変注目を浴びた時期で「GROVER WASHINGTON JR.」が

JAZZ FUSION代表としてよく音楽雑誌等で掲載されていました

一方ダンスフロアでは相変わらずFUNK度の強い趣向が支持されてフリーク達を虜にしていました

「TOM BROWNE」「LENNY WHITE」「BROTHERS JOHNSON」あたりが代表どころです

しかしサーファー時代当時ではこういったFUSION系のミュージシャンが

ディスコでオンエアされている事実に驚愕されるリスナーが多くいました

「GEORGE BENSONがディスコでかかるなんてどうなっているんだよ!」ってなカンジで

演奏技術にウルサイ耳の肥えたリスナー方には

能天気なガキ共が偉そうにFUSIONミュージシャンを扱うのが鬱陶しく思っていたのでしょう

当時では結構敷居の高かったFUSION系ですが

今ではコレクター養成アイテム?ガイド本も出ているようです

理屈や理論やアナライズより自分の耳を鍛えるのが肝心

先入観や他人の感性を鵜呑みで聴いては得られるものは何もないと思います

収集のみを目的とされるにはどうでもいいことなのでしょう






★飽くまでもDISCOに関連したミュージシャンが基準です

KEYBOARD
GEORGE DUKE RAMSEY LEWIS CHARLES
EARLAND
LONNIE LISTON
SMITH
BOB JAMES
 
HORN
GROVER
WASHINGTON JR.
DAVID SANBORN MAYNARD
FERGUSON
DONALD BYRD TOM BROWNE
 
GUITER
GEORGE BENSON EARL KLUGH ERIC GALE LEE RITENOUR LARRY CARLTON
 
DRUM/PERCUSSION
NARADA M. WALDEN BILL SUMMERS &
SUMMER HEAT
RALPH
MACDONALD
LENNY WHITE HERVEY MASON
 
SINGER
ANGELA BOFILE AL JARREAU MICHAEL FRANKS NANCY WILLSON RANDY
CRAWFORD
 
GROUP
HIROSHIMA AZYMUTH WEATHER
REPORT
24th ST. BAND STUFF
 
PRODUCER
NORMAN CONNORS ROY AYERS DEODATO QUINCY JONES DAVE GRUSIN
 


EUROPIAN JAZZ FUSION

ヨーロッパ産のFUSIONサウンドです

この時代日本のディスコで人気のあった

URBAN DANCE MUSICを多く輩出する

イギリスとオランダ、イタリアからのミュージシャンが多かったです

日本では82年に 「SHAKATAK」のヒットによって俄然注目度があがりました

モチロン演奏技術やセンスは抜群ですが

アメリカ人にはあまり好まれないような

ちょっとクサ目なメロディーラインが多用されているのも特徴です

ディスコでは1982年に「LEVEL42」「BLUE FEATHER」といったグループが

次々とフロアヒットしてディスコ・シーンを大いに盛り上げてくれました

当時は「ブリティッシュ・ファンク」などとも呼ばれていましたが(蘭、伊もあるが)

時代の経過と共に「ELECTRIC NEW WAVE」からFUSIONぽくなって

果ては「HI-NRG.」に変化したRAH BANDのようなミュージシャンもいました

因みに「SMOOTH JAZZ」は後付けの新造語です



EUROPIAN JAZZ FUSION & FUNK
BLUE
FEATHER
MEZZOFORTE DEFUNKT FRUITCAKE RAH BAND
 
SHAKATAK LEVEL42 INCOGNITO FREEEZ KASSO
 


**日本のJAZZ FUSION**

この時代の日本人FUSION系アーティストも活発でした

テクを前面に押し出す時代でもあったのでどれも聴き応え充分!

本場アメリカでの人気も抜群です!


DJ個人個人の好みもあってオンエアされるミュージシャンは様々でした

選曲も十人十色で個性とセンスを披露する絶好の機会でもあったのです


サーファーディスコ時代ならではの素晴らしいサウンドです♪

中には湘南サーファー達の間からディスコに辿り着いた

潮の香りがプンプンする作品もありました

偉大なる日本人に改めて聴き直しリスペクト( ̄^ ̄)


ジャパニーズ
MARI NAKAMOTO SADAO WATANABE NATIVE SON TERUMASA HINO KAZUMI WATANABE
 
NAOYA MATUOKA SQUARE SPECTRUM CASIOPEA TAKANAKA
 
KIMIKO KASAI FLYING MIMI BAND KEIICHI OKU YASUKO AGAWA ONE LINE BAND
 


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