★洋服&スタイルのコーナー このコーナーでは当時流行った服装とスタイルを振り返ってみました♪ サーファー風・ハマトラ風・JJ風・ウエスタン風などなど登場します |
★基本はサーファーとニュートラ★ 関西からブレイクしたウエストコ-スト風アメカジや ハワイアントラッドを取り入れたサーファーファション 神戸のお嬢様から発祥されたニュートラ 既存のニュートラとハマ独自のトラッドが溶け合って完成されたハマトラ このファッションは当時の基本でした ディスコへ行くにもこれらファッションは欠かせません サーファーディスコと呼ばれたお店ではスポーツカジュアルとトラッド ニュートラで決めたBOYS & GIRLSがはしゃいだり踊ったり 正に同じ趣向の仲間達の楽園でもありました 若き日のご自身を今一度思い出し輝きを取り戻してください |
私達のバイブル ニュートラッドやコンサバティなどイワユル「お嬢様」 「クリスタル族」が愛用したファッションを学んだのが「JJ」 70年代からハマトラやサーファーやスポーツファッションを 取り上げていたのもこの雑誌でした 少し「JJ」に遅れて80年になってから 本格的サーファーファッションを紹介するようになったのが 「FINE」です サーファー系にとってはこの2誌が基本であったのです 特集によっては「anan」もチェックしていました 82年には今やモデルが女優への登竜門である「CAN CAM」も 創刊されサーファー時代は昇華していったのです 男性誌では「POPEYE」が圧倒的な人気を誇り 70年代からサーファーやテニス&スキー特集を 取り上げ多くの古参組達が愛読されていました 初期の「FINE」も手本にしていたようで80年代の サーフギャルが溢れるあの雰囲気はありませんでした 79年には「HOT DOG PRESS」が創刊され ナンパ野郎のマニュアル本として重宝されたようです 何はともあれ時代はサーファー&スポーツファッション! ギャルもボーイも大変だったのですよ 流行に乗り遅れないように |
|||
いよいよ東京にも大波襲来 時は1978年夏が終わる頃・・・ ディスコ店内では「SHAME」「YOU & I」 「GET OFF」「DANCE WITH ME」などが 頻繁にオンエアされていました まだまだヨーロピアン系ファッションが主流で 「SATURDAYNIGHT FEVER」の勢いも 続いていました そんな中で 真っ黒に日焼けした顔に鮮やかなブルーのアイシャドー 脱色したワイルドなレイヤーカットに貝殻のネックレス 常夏状態の花柄アロハシャツにラフなサーフパンツ とどめはレインボーカラーのビーチサンダル! この様な出でたちのお姉さん方がディスコに出没し まるでディスコがリゾート地のホテルラウンジ状態! とにかく異様な雰囲気が彼女達を取り囲んでいました しかしひとたびブラック系がオンエアされると 彼女達のソウルダンスの上手さと華麗さに仰天 いつしかそれは憧れの眼差しに変わっていたのですね それは今後のサーファーブームを予感させる 何かを感じさせました ラハイナシャツや小花の柄シャツに ハイウエストなサーフパンツが私の転身第一歩でした よそのお店で今度は私が嫌な視線浴びるように・・・ それでも少数のサーファー同士で固まり友人が増えました |
横浜発祥奇跡のトラッド お嬢様御用達のニュートラに 横浜元町で根付いていたトラッドが 混ぜ合わさって完成されたのが「ハマトラ」 「ハマトラ」の代表的スタイルと言えば 「フクゾー」のポロシャツに タータンチェックの巻きスカート 紺のハイソックス(ボンボン付き)に 「ミハマ」のシューズで 「クレージュ」か「キタムラ」の ショルダーバッグとバケツバッグ ヒマワリのイヤリングもポイントです トラッド系のトレーナーでは 「クルーズ」「ボートハウス」 「トップサイダー」等が人気でした 毎度元町まで行くのは大変だったので 新宿や原宿の「CABIN」や「MITSUMINE」 渋谷「109」あたりよく利用してました イラストよりもスカート丈はもっと長く 膝下くらいありました テニスラケットを持って歩けば無敵になれます |
クリスタル族の象徴ニュートラ クリスタル族の象徴とされたのが エレガントで「JJ」ファッションと呼ばれたニュートラ 「JJ」は神戸のお嬢様のニュートラ専門でしたが スポーツアレンジという当時のトレンドを取り込み サーファーやテニス、ゴルフ、マリンといった スタイルにも通じ色々奥深さを学ばされました 中にはガチのニュートラ派もいまして パンツだけでも軽く3~4万円しました ニュートラシャツはセリーヌ、シャネル エルメスなど派手なスカーフ柄や ギンガムチェック、トリコロールが基本 ボウタイ付のシックなブラウスもあり 秋冬のセーターも必須 トラッドパターンとトリコが基本 金ボタンのブレザースーツも トラッドの基本アイテムです ブラウススーツはエレガントの手本 どちらも大人の女性を演出できます ボトムはフレアーパンツ (BIKI、エクセル、ザノペッティetc.)か 膝下丈ボックスプリーツのスカート 足元は何と言っても 「イヴ サンローラン」のウェッジシューズ! ジョルダンやディオールのパンプスも人気 バッグは「クリスチャンディオール」「マリオヴァレンチノ」 「ルイヴィトン」のボストンバッグが主流だったと思います 冬になると必殺のムートンの ハーフコート(ゴージャスなやつ)か ダウンジャケット(とても高かった) 正直まともにブランドもの揃えていたら100万あっても 足りないと思います だから「クリスタル族」であり ステータス志向の象徴なのでしょう 私のような平民はお呼びでないのです 日焼けするのイヤ 汗掻くのイヤ 疲れることイヤ |
アクティブ・ギャルの象徴サーファー その点サーファーファッションは 値段も手頃で庶民の味方 サーフブランドのお勉強は「FINE」でバッチリ! Tシャツ、ポロシャツ、トレーナーは 定番中の定番! アロハシャツは普通のタイプからレディース用に デザインされたものや裏地使いでプルオーバーの ボタンダウンタイプ等様々 それにサーファーパンツ(ブリーチデニムでフレア)か エンジェルスフライト 豚皮(茶色)の8枚剥ぎ フレアースカートなんてのもありました ジャケットはフード付きのスタジャンや キルティング地のモノ 豚皮(茶色)+ムートンのショートジャケット ボア付きGジャンあたりです クツはスニーカー、デッキシューズ、サンダル、ブーツ エスパードリュー バッグはディパック、籐のカゴ、キルティング地の ハンドメイドっぽいモノといった感じ 「SAJA」「STORMY」「SEIBU SPORTS」 リカビル「PINEAPPLE COUNTY」あたりのお店を よくウロウロしてました |
ワイルドでスポーティーなウエスタン あとウエスタン派の人もチラホラいました ウエスタンシャツにブーツカットのジーンズか ディナージーンズが基本 サッスーンかカルバンクライン フィオルッチにスイートキャメル! ウエスタンブーツ(トニーラマ物凄く高い!)や モカシン、ワラビーも併用 バンダナのワンポイントも重要 ウエスタンベルトも忘れてはいけません! 本格派になるとカウボーイハットかぶってました 豚皮製のウエスタンベストも人気で カウチンセーターやウエスタン風ジャケット といったスタイルです 青山「ベイリーストックマン」という ウエスタン専門店が人気でした バリエーションとして インディアン風にまとめる女の子もいて お人形さんのように可愛かったですね♪ ウエスタンファッションはカップルで 踊ってられると非常に際立っていました 因みにニュートラでもアレンジできます |
真夏の太陽が似合うマリンルック ニュートラのスポーツアレンジのひとつ ヨットボーイのトラッド感覚とマリンウェアの 爽やかさをニュートラ、ハマトラ、サーファー それぞれにアレンジして決まりです 代表的なイメージは紺と白の配色と イカリマークと横縞! 基本アイテムはエンブレム入りの ネイビーのブレザー、白か紺のパンタロン、 ボートネックシャツ、ヨットパーカー、 マリンショップのロゴ入りのTシャツやトレーナー、 デッキシューズ、という感じです 自由が丘が発祥という説もありますが 人気のショップは自由が丘では 「マゼランマリンショップ」「スキッパーズ」 原宿、青山では「シーズ」「キャンプス」 「キャプテンクック」「ボートハウス」 といったところを思い出します |
スポーツカジュアルの極致 忘れてはいけないのが メジャーベースボールチームの スタジャンとヘルメットの併用セット! まだまだメジャーリーグが 日本では遠い世界だったけど なぜかファッションとしては人気者!? 勿論男性だけでなく女の子も着用してました スタジャンはサテン地のブルーカラーが人気 チームはNYとAとDが多かった気がします 土曜日となるとこのファッションでダンスフロアが 溢れかえり野球場の応援席のようでした ヘルメットを振り飛ばしながら 「SUPER FREAK」で盛り上がり捲くっていた スゴい女の子のグループに圧倒唖然!! 皆さんあのヘルメットまだ持っているんですかね? 大きなお世話ですが気になったもんで とってあったらスゴイですねー |
|
カリフォルニアの風 1980年をピークに人気のあったローラースケート! 原宿のホコ天や休日の代々木公園・駒沢公園に 集いそれぞれが技を披露していました その光景は正にロス この頃のスケート靴はスニーカー(ジョギング)と 一体式のモノが主流だったんです ちょっとキワドイ生足のジョギングパンツで キメたスケートギャルの実演が始まると 男性達の注目を惹いて多くのギャラリーを 集めていました(笑) もう一方で上半身ハダカで技を披露するニーチャンには 男色家ポイ方達のアツイ視線が・・・ 因みに今は犬君達の競技になってしまった フリスビーも人気で技を競い合っていました 夏場はロスの海岸道りのような雰囲気でしたね そういえば・・・スケートの上手い友人がいて 「東京ボンバーズ」にスカウトされていました! ローラーゲームって憶えていますか? |
テクノサーファー時代の幕開け '82年のサーファーファッション サーフパンツやエンフラなど フレア型のボトムラインから 先細のパンツが主流に踊り出てきました ペインターパンツやスエットパンツ 中でもペダルプッシャーと呼ばれる サイクリングスポーツを意識した ジーンズは爆発的な人気でした サーフブランドのトレーナーも 影をひそめハデハデ原色カラーの シャツやニットものが主役となりました 原色を基調としたアロハシャツも人気で アメカジと言うよりヨーロピアン風の スタイルに近いカンジです シューズもカラフルになり エスパードリューをはじめ 赤のコンバースやフラットソールの カジュアルシューズが人気でした |
|
野人DJ 1978年当時のDJ... 元々バンドをやっていた方が多いのか ロンゲが非常に多かったです しかしリーゼントパーマや ヨーロピアン系が多い中 いち早くサーファーファッションを 取り入れていたのがこの時代の DISCO DJだったと記憶しています レイヤーカットに花柄シャツ 股上の深いサーフパンツに ピーサンかスニーカー ダイバーウォッチでキメテいました ヲタクっぽいDJは少なく サーフィン実践派が多かったです でも慢性寝不足で女好きの酒好き はどうにもならないようでした 彼等がサーファー達をディスコに 繋ぎ止め流行に貢献したのも事実です |
ウエイターのトレンド この頃はディスコのウエイターも いわゆる「黒服」は古いイメージで 一時的に廃れていました 大抵の店はパイロットシャツか その店のロゴ入りトレーナーに エンジェルフライトといった スポーティーなスタイルでした ディスコのスタッフ連中には本格派の波乗りがいて 営業終了後に寝ないで湘南へ出発して 昼過ぎに帰ってお店に出勤するツワモノもいましたっけ 色は黒いが眠気で目は真っ赤 突っ立ったまま寝て主任に怒られている光景も(笑) これが1985年頃にはワンレンのボディコンが溢れ DCブランドブームがやって来て男の子は 刈りあげに前髪たらしてスペンサージャケット着ちゃって 「黒服」モテモテのブームが来ちゃうんですからねー プールバーとカフェバーとマヌカンの時代到来です 時の流れと流行の移り変わりは恐ろしいもんです |
|
他のコーナー閲覧はセレクトページよりどうぞ 下のバナーをクリックください ▲このページ最上部へ上がる |